人身事故の影響|泣き喚く赤ちゃんを抱えたまま満員電車に乗らざるを得なくなった結果…

2018-10-30 20:43:51

育児と仕事の両立が困難な女性のつらい現状

狭い車内に響く赤ちゃんの泣き声

「保育園落ちた」がトレンドワードとして取り上げられるほど、日本の保育問題はとても深刻です。

 

この記事では、地域の保育園に子供を入園させることができず、職場近くの認可外保育園に通わせている若い母親が、ラッシュ時の満員電車に巻き込まれてしまった時の出来事をご紹介します。

 

 

 

その日は、昼過ぎに起こった人身事故のために、大幅な電車遅延が起きていました。

いつもならば帰宅ラッシュの時間になる前には家に着いているはずでした。

 

退勤後の会社員やOLで次第に電車内が混みはじめ、美由紀さん(仮称)はハラハラしながら電車に乗っていました。

その日はよりによって強い夕立が降り、車内はじめじめと蒸し暑く、スーツが肌に張り付くような不快感がありました。

 

大人でもそうなのですから、子供ならなおさらです。

美由紀さんの心配は的中し、美由紀さんの腕に抱かれて眠っていた息子が、暑さのせいで目を覚ましてぐずり出してしまったのです。

 

狭く居心地の悪い車内に、赤ちゃんの泣き声が容赦なく響きます。

自分の子供の機嫌もとれないなんて母親失格

美由紀さんは必死に息子の機嫌を取ろうとしますが、息子はまったく泣き止みそうにありません。

 

次第に焦り始めた美由紀さん。

 

車内にいる人たちはみんな、ただでさえ仕事で疲れているのです。

そんなときに赤ちゃんの大きな泣き声を聞いたらどう思うでしょうか?

 

周りの視線が自分と息子に集まるのを感じます。

車内は蒸し暑いくらいなのに、美由紀さんは背筋に寒気を感じました。

 

電車が混むとわかっている時間帯に、小さな子供を電車に乗せるなんて、何て大迷惑な人なんだろう・・・

自分の子供の機嫌もとれないなんて母親失格じゃね?

 

そんな声が聞こえるような気さえしました。

 

美由紀さんはいたたまれない気持ちになり、できることなら、今すぐにこの電車から降りてしまいたいと思いました。

 

でも、人身事故のせいで次の電車はいつ来るのかもわかりません。

 

きっと次の電車は、ここよりさらに人でいっぱいになっているはずです。

 

とても気持ちの向くままに降りることはできませんでした・・・


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